これまでのバイト遍歴

アルバイト

僕は大学に通いながら、色々なバイトを経験しました。友達や趣味にお金が飛んでいき、仕送りだけでは生活できないからです。
今回は僕のバイト遍歴について書いていきたいと思います。

初バイトの面接で落ちる

大学に入学した直後、遊ぶお金がほしかったのでバイトを始めようと思い面接へ。接客は大変そうだからと、食品の補充・陳列のバイトに応募して面接したのですが、落ちてしましました。
面接官の方との受け応えは問題なく、手ごたえもあったのですが、落ちてしまったのは結構ショックです。
落ちた理由は何だろうと思い、色々考えてみましたが、わかりません。
同じバイトを面接して受かった友達がいたので、それとなく受かった理由を聞いてもらうと、僕と友達どちらとも候補となり、声の大きかった友達の印象が残っていたからだそうです。
この時、僕が思ったことは人に与える印象というのは、ちょっとしたことなんだなと思いました。そこで僕はこの出来事がきっかけになり、印象を残すことが大切なんだと教訓にしています。

次のバイトは無事合格するも洗礼を受ける

バイトの面接が落ちた後、グチっていたところ、別の友達が働いている居酒屋で働くことに。面接も教訓を生かすことができ、無事採用。
職場の方々は優しくて、怒られたりすることなく、いいバイトだなと思いました。しかし、居酒屋ということで酔っ払ったお客さんが絡んでくるのが困ったところです。
ノリよく絡めればいいのですが、あの頃の僕は経験値が足りなくて、薄ら笑いでかわすという感じでした。
機嫌がいいお客さんならいいのですが、クレームのお客さんになると大変です。こういう時は先輩が対応してくれたのですが、やっぱりビビッてしまいますよね。
僕やお店は悪くないのに、自分勝手なクレームを言ってくるお客さんには怒りが湧いてくることも。いいところなんだけど、辞めたくなってしまいました。
それを店長に相談するとこういわれました。酔っ払ったお客さんは気が大きくなっており、普段じゃ言えないことを発言するため、太い神経を持つことが大事で、上手にあしらう必要はないと。
僕も対策を考え、人は酔っ払うと話が通じにくくなるので、下手に出るように徹しました。おかげでとても社会勉強になりましたね。後は次第に慣れましたよ。
ここでのバイトは秋ごろまで続けることができました。スタッフはみんないい人だったのでもうちょっと続けてもよかったのですが、時給のいいバイトがあると誘われたのでそこに移ったのです。

とんでもないブラックなバイトだった

次に入った個人経営の飲食店でした。先輩からの誘いで先輩が辞めるので、代わりに入ってくれないかと頼まれたからです。
時給も悪くなかったですし、お世話になった先輩だったので、二つ返事でOKし、バイトをすることに。それが間違いでした。
今考えれば面接で気づけばよかったのですが、まず時給や休みについて話がなかったのです。また、書面で契約内容を明示されるのですがそれもなく、時給がわかったのが入ってから。
先輩から聞いていた時給と全く違い、最低時給だったのです。しかも、仕事に対するレクチャーはなく、居酒屋を経験したということでホールの仕事をすべて任されることに。
大きく変わらないだろうと思いながら仕事をしていると、店長からいきなり怒鳴られることに。食器の下げ方が違うということでした。
何も聞いていないし、ルールがあるなら教えてほしいと思ったのですが、それだけではありません。お客さんの前で怒鳴ってきたのです。これには驚きでした。
とりあえず穏便に済ませるため、この場は怒られるままだったのですが、その後も酷かったです。
終業時間になったので、帰る準備をしようとしたところ「何をやっているんだ。まだお客さんがいるんだぞ」と。そうなんです。帰宅前にいきなり残業の命令です。
聞いていた話と違う上、残業の強制。これに僕も怒りを抑えきれません。それで僕はこの日の給料はいらないので辞めると宣言。店長は何か言っていましたが無視して帰宅しました。
初日で辞めるとは思いませんでしたが、後悔はしていません。
紹介された先輩にクレームすると、代わりが入ってこないと辞めさせてくれないということで謝ってきました。お世話になっていた先輩でしたが、この時ばかりは腹がたちましたよ。

楽だったけどとても暇だった

バイトを1日で辞めるという経験をしたので、今度はそのようなことがないようにバイトを探していたところ、住宅展示場の受付バイトを発見。
短期でやったことのない職種でしたがチャレンジしようと思い申し込んだところ、無事合格。
早速、バイトに入ったところ、思っていた以上にお客さんがきませんでした。住宅展示場なのでお客さんがこないと仕事にならず、一応掃除やチラシ折をしていましたが、それでも時間が余ってしまう感じです。
社員さんから留守番を任されて一人きりの時もありました。仕事としては今までにないほど楽ではありましたが、とても時間が長く感じつらかったです。
あまり募集を見かけないバイトですし、実際働いてみないと分からない仕事なのですが、これほど暇になるとは思いません。幸い短期のバイトだったので、トラブルもなく無事満了。暇すぎるのも考えものだなと思ったのは良い経験です。
バイトの身分であればお客さんが来ても来なくても契約した分は給料がもらえますが、その会社や社員さんは契約にもっていかないとお金になりません。
バイトとしてというより社会経験の意味で勉強になりました。

デリバリーの配達員にチャレンジ

今度は自分の空いた時間を使ってできるデリバリーの配達員にチャレンジすることに。バイクのほうが効率らしいですが、自転車しか持っていないので、上手く稼げたら原付を買おうかなと思います。
何でも慣れてくれば時給2,000円は稼げるのだとか。とはいっても、どのように始めていいのかわからなかったので、すでに配達員をしている友達に色々聞きながら始めました。
始めてみると色々な発見があり、今までのバイトにはないメリットがあります。まずは自由な時間に好きなだけ働くことができるところです。
授業間の空き時間が多いことがあります。そんなときダラダラ過ごすのではなく、配達員として稼ぐことができ効率的です。僕の登録した配達員のバイトは9時から24時なので、自分の都合のいい時間をシフト申請なしで働けるのは大きいですね。
自転車での配達は思っていたよりも大変ですが、いい運動になります。部屋に引きこもり気味だったので、体を動かせるのはよかったです。それと今まで行かなかったようなところにも行くので道を覚えることができました。
ただ、稼ぐのにはコツが必要です。それは配達報酬の仕組みを知っておかないといけません。僕の働いている配達員の報酬にブーストやピーク料金というものがあります。
ブーストとは特定のエリアや時間帯によって1件当たりの倍率が増加するインセンティブのことで、時間帯によっては基本報酬とブーストで加算されるというものです。地域によっては1.6倍のところもあるそうです。
報酬の体系がコロコロ変わって稼げなくなると聞いていますが、今のところ、この配達員のバイトでそこそこ稼げています。他にも良さそうなバイトがあれば次に行こうかなとも考えているのが今のところです。

バイトを通して身に着けたこと

バイトの経験は多くないですが、それなりのことは体験できたと思います。

面接を軽く見ていた

まずは自信満々でいって面接で落ちたこと。これは人にどう見られているのか学ぶきっかけになりましたね。
質問の回答がテンプレート通りだったり、逆質問ができなかったりと印象に残らない面接をしてしまったところです。これは面接でもよくやってしまう失敗なので、気をつけようと思いました。
面接対策のために面接対策本を呼んでいたのですが、陥りがちなのが質問の回答を対策本のまま答えてしまい、相手からすると自分の意思がないと思われてしまいます。
面接をする人は僕以外にも何十人、何百人と面接を経験しているので、僕みたいにテンプレの回答だと分かってしまうんですよね。だから、対策本はあくまで参考として、質問されたことを自分で考えてかいとうすることが大切です。
次に逆質問ができなかったことですが、コレは「何か質問ないですか?」と聞かれたときに何も質問できませんでした。何も質問がないと相手からすると興味がないのかなと思われてしまいますよね。
逆質問はやる気を見せるチャンスです。事前に先方の情報を調べ、気になったところを質問したほうがいいでしょう。

ブラックバイトはすぐ辞めてよかった

ブラックバイトだと分かった時点で辞められてよかったですね。僕が強気だったのもよかったかもしれません。紹介した先輩は今考えてみるとかなり追い詰められた雰囲気でしたから。
この時の教訓はバイトにおける法律についてよく知っておくことでした。アルバイトでも雇用契約書を取り交わすべきです。これは、労働条件の食い違いがあった場合の証拠になります。
これにより就業時間や賃金などの労働条件が明確になりますよね。もし、募集条件と違う場合、契約を結びませんし、働いた後に契約と違っていたら証拠として残ります。
今回働いたところは、契約書はもちろんなく、口頭での労働条件もありませんでした。もしも僕が訴えようとしても証拠がないので、もっと大きなトラブルになっていたでしょう。
結局はただ働きだったので、僕が損したことになります。実際、給料はもらえませんでした。今でもそのお店はやっているようなので、二度と近づかないようにしています。
配達員の仕事は請負という立場なので、このようなことがなくなり、今のところはやりやすいですが、他のバイトをもっと経験したほうがいいかなと思っています。
今後、新しいバイトをすることになったら、また記事にしたいので期待してくださいね。